マンガ家の道を歩むと決めた細野不二彦の自伝的青春譚、美樹本晴彦によるコラム収録

「1978年のまんが虫」

細野不二彦の単行本「1978年のまんが虫」が、本日12月28日に刊行された。

ビッグコミックオリジナル増刊号(小学館)で連載された「1978年のまんが虫」は、細野による自伝的青春物語。日本のサブカルチャーが勃興を迎える時代、自身を“スカスカ”と称しながらもマンガを読み、そして描くときだけは退屈な日常を忘れられていた青年・細納不二雄(さいのふじお)は、アルコール依存症の父、障がいを持つ弟、複雑な家庭環境という中、悩み迷いながらも、自らマンガ家の道を歩き始めていく。

作中には「クラッシャージョウ」「ダーティペア」の高千穂遙、松崎健一、河森正治らスタジオぬえの初期メンバーが登場。また「超時空要塞マクロス」の美樹本晴彦によるコラムも収録された。